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2007年3月21日 (水曜日)

長年の愛の賛歌②

 昨日からの続きです。

 昨日の約束通り私と奥さんは、昨日のカップルを食事に呼んでお祝いをする事にしましたが、人の沢山いる所や高い所は、御遠慮したいとの御要望がありましたので、失礼かと思いましたが、お迎えに上がって、我々の定宿のホテルにご案内させて頂く事にしました。

 料理もホテルに頼もうかとしましたが、あの方の奥さんと私の奥さんが作るって事になりましたので、ファミリーパーティーの様な感じです。

 4人で、買い物に行って、食材の調達をして、我々男性の要望で、タイランドの家庭料理を作ってもらう事にしました。

 内の奥さんは、大変ですね。あまり、料理が出来ません。それを教えて頂きながらの調理ですから、あの人の奥さんも大変だった見たいです。

 でも、食事は、その辺の高いお金を取るレストランよりも、素晴らしく美味しくて感動もんでしたね。是非、私の奥さんにも教えて頂きたいものですね。

Aki 「今はどちらにお住まいですか?」

老人「年金生活だからね、家内の田舎で二人でひっそりと暮らしてるよ。」

Aki 「そうですか、じゃあまり逢えませんね。」

老人「Akiさんが、声を掛けてくれてば直ぐに遣って来るで。迷惑じゃないか?」

Aki 「とんでもない。是非、来てください。うちの奥さんも喜びますよ。」

 この人の奥さんの話を聞きました。彼女は、ずっと独学で日本語を勉強していたらしくて、とても堪能です。

 話を聞きますと、想像を絶する様なご苦労をされているみたいです。涙なくして話を聞くことが出来ませんが、彼女は淡々と話を進めます。

 「今の幸せの為に、私の苦労なんて忘れてしまったわ。この人を待っていて、本当に幸せよ。」

 私もこんな事を、言われてみたいです。こんなに好かれて、望みも無くさないで、待つことが出来るのでしょうか? タイガールの一途さに本当に頭が下がる思いです。

 でも、我々に日本人にも、以前にはこんな感情があった様な感じがします。色々な伝記や残っている文献の中にも、この様な話がありました。

 何時の頃からか、我々は裕福になって、素晴らしい感覚を忘れてしまったんでしょうね。昔、マザーテレサが、日本におこしになった時に、

 「この国は、裕福だけれども、本当の裕福さと心がない」

って、おっしゃったことを思い出しました。

 私もこのカップルとの出会いと、今後の付き合いで忘れていたものを思い出せたら良いのですがね。

 この人の奥さんの言葉です。

 「私は、こんなに幸せで、信じられないくらいよ。でも、貴方は、この人を放しちゃ駄目よ。出来れば、離れ離れで暮らすのは、良くないわ。出来るだけ早く一緒に暮らしなさいね。Akiさんは、素晴らしい人よ。おじいさんやおばあさんにもてる人に悪い人は一切いないのよ。」

 有難う御座います。こんなに褒められたのは、小学校以来です。

 私の奥さんの返事です。

 「私は、旦那さんが一番です。そして、旦那さんは、私の人生の全てです。どんな事があっても、私は旦那さんから離れる事は生涯ありません。」

 有難う御座います。私は、こんな事を言われたのは、生まれて初めてです。

 素晴らしい人達と、素晴らしい食事をして、素晴らしい話を聞いて、素晴らしい時間を何時間も過ごしました。

 2日に渡っての話でしたが、心が洗われた感じがしませんか?

 今、私の心は純白よりも白くなった感じがします。でも、何時までこの感覚が続くんでしょうね。元々、汚れやすい心を持っていますからね。

今回の教訓です。

 兎に角、タイガールの一途さと、心根の優しさには、脱帽をしました。全ての人が、こんな感じでは無いとは思いますが、素晴らしいですね。

 我々は、この時のお祝いのプレゼントを、ハートのロケットネックレスを贈りました。前日に取った写真を、両方に入れさせて頂いてね。

 ビックリするほど、喜んでいただきました。こんなに喜んで頂いたのは、何時以来でしょうか? 

 でも、お金が少ないこともあって、我々が渡したのは、ゴールドではなくて、シルバーでしたので、少し情けないです。でも、このお二人から、

 「素材は関係ない。私達は、20数年ぶりに一緒になった事の次に、貴方達のプレゼントが嬉しい。最高のお祝いをして頂いた。本当に有難う。又、今後のお付き合いをお願いします。」

 はい、かしこまりました。

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