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2008年1月 8日 (火曜日)

久しぶりの単独バンコク

 先日にタイランドに行きますと、奥さんは風邪をこじらせて田舎で寝込んでいます。田舎に迎えに行こうかって話をしますと、ガラガラ声で、

 「大丈夫明日か明後日には直って、バンコクに行くから何もしないで待っててね。旦那さん、絶対浮気は駄目ナ。」

 おー、たまには良いんじゃないか。心配そうな声を出そうとするのですが、どうしても嬉しそうな声になってしまいます。

 「旦那さん、喜んでないか?」

 「バー、寂しくて哀しいでしょ。奥さん、早く来てね。俺は、悲しくて寂しくて食欲も無いナ。」

 「本当かなぁ。ゴホゴホ・・・・」

 キャー、久しぶりのフリーじゃないですか。エアポートで私の周りがモーゼの様に、人並みが引いて行きます。それくらい周りから見るとヘラヘラとした顔をしてたんでしょうね。でも、解りますでしょ。四六時中監視をされていたんですよ。それが、思い掛けない幸運が舞い込んできたんですね。顔の筋肉全体が緩むのも仕方ないですね。

 普通ですとゆっくりと歩いてタクシーまで行くんですが、今日は躓いてひっくり返るくらいの小走りです。時間を有効に使わないと、後悔をするって思いながら急ぎます。こんな時に鍵って高速道路は渋滞です。

 イライラがピークに達してきます。「100バーツをチップでやるから急げ!」 ビックリです。路側帯をダッシュをして、いつもと変わらない時間で定宿に到着します。チェックインも早々に、部屋に飛び込みます。

 着替えも早々に部屋を飛び出そうとしますと、ルームサービスが来ます。奥さんが注文をしていた様子です。さっきまでは腹ペコでしたが、今は胸いっぱいなんですね。何も食べたくないんです。早く部屋を後にしたいんです。盛りの付いた犬のようですね。

 しようがありませんので、急いで食事をしてますと奥さんの友達がやってきます。私も良く知っている親友ですね。

 「Akiさん、もう直ぐしたらマッサージ師が来るからね。疲れてるでしょうから3時間の予約をしているからね、マッサージをしている間は私はこっちの部屋でテレビでも見ているからね。何かあったら呼んでね。」

 「なんで、お前がこんな所にいるんだよ~。俺はマッサージはしたくないんだよ。」

 「何処かにいくの? 今日は仕事もないし、ゆっくりするって聞いてるけど。」

 自分が監視出来ないから友達に監視させる気なんですね。3時間もマッサージをしていると宵の口の時間が終わって完全に夜になってしまうじゃないですかね。仕方がない、マッサージを終わって遅めに遊びに行くかって決めて、マッサージを!

 どれくらい時間が立ったでしょうか?隣の部屋でワイワイと声が聞こえてきます。

 「なんなんだ? 何で、こんな人がいるんだよ?」

 「今日は、皆が集まってパーティーをするのよ。」

 「何で?」

 「Akiさんは、奥さんがいないから寂しいって思って皆が集まって来たんじゃないの。奥さんがいなくて寂しいでしょ。ね。」

 「は~、一人で静かに奥さんの事を思いながら酒でも飲もうと思っていたのに、こんなに集まってきたら煩いでしょ。それに、女の子ばっかりだったら問題が起こるかもしれないでしょ。」

 「大丈夫。Akiさんは良い人ナ。奥さん思い出し、私達にも悪い事しな~いでしょ。でも、ちゃんと服を着ていてね。」

 何でこうなるんでしょうね。そんなに私が信用できないんでしょうか? 出来ないんでしょうね。何もかも奥さんの差し金ですからね。その上、

 「夜の10時の電車でこっちに来るから、Akiさんは起きていてね。2時くらいにバンコクに着くナ。」

今回の教訓です。

 やっぱり、私の事は信用をしてないんでしょうね。空港の時の何画はなんだったんでしょうね。完全なぬか喜びでしたね。

 いつまでたっても何処まで行っても、奥さんの方が一枚上手ですね。その上、後の対応も完璧です。何も出来ないんじゃなくて、何もしないように工作をされているんですからね。

 少し、寂しいです。

 こんな事なら奥さんがいた方が、良いですね。

 「旦那さん、御免なさいね。私が病気になってしまってね。でも、明日には貴方の元に帰るからね。」

 「うん、早く帰ってきて、こいつらのお守りはもう嫌!奥さんに早く会いたい!」

 「はーい、嬉しいナ。もう少し待ててね。」

 私のウンザリしている声に、奥さんは満足の表情。

 

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