ローン地獄と夜逃げの関係
タイ人の得意技は、顔を大きくして、見栄を張り続ける事ですね。その為に、金の計画も殆どしないで簡単にローンを組んでいきますよね。
その後は、支払いが出来なくなって自転車操業を続けるんですが、こらえ性が少ない為に、殆どは全てを取られてしまって、夜逃げって事も少なくありません。
最近の日本人のこの手が多くなっていますね。過去最大だそうですよ、自己破産の申し出はね。
夜逃げには2種類のタイプがあるんですね。
1. 出来ないローンを組んでしまって、支払いをすることが出来なくなって、訴えられて全てを取られてしまって、そこに住むことが出来なくなってしまう。
2. 自分の家や土地を担保に入れて、そして支払いが出来なくなって土地家屋を取り上げられてしまうって事です。
計画性がありませんよね。 最近では、タイランドもクレジットカードの普及が日本と同じような感じになってきています。 そして、日本人の一部の人もそうですが、魔法のカードだって勘違いをする事がいっぱいです。
「AKIさん、車を買ったんですよ。 それも、少し無理をして、”カムリ”ですからね。」
「お前そんな金があったか?」
「大丈夫ですよ。 キャッシュで買える事が出来ませんから、ローンを組んでしっかりと支払いをしていきますから、問題はないですよ。」
「毎月いくら支払いが有るんや?」
「う~ん、9000Bですね。 大変ですが、車の魅力には叶いませんからね。」
「お前の給料はいくらだった?」
「ハイ、12800Bですから、十分に支払うことが出来ますからね。 なんたって、僕はカムリのオーナーですからね。」
・・・・・(70%もローンに回しますかねぇ) 彼は、4ヵ月後にはガソリンを入れる事が出来なくて、車は常に駐車場の中に眠っている状態でしたし、その後3ヶ月を過ぎないうちに車は取り上げられて、裁判沙汰になってしまいました。
8ヵ月後には、私の前から姿かたちがなくなってしまいました。
こんな事がタイランドの中には、日常茶飯事の様な状況なんですね。 確かに、以前と比べると少なくなってきたとはいえ、夜逃げって事は余りなくなることはない様な感じですよね。
又、土地家屋を担保に入れているって事で、銀行さんはそれは沢山の土地を所有をしていますし、取り上げた土地家屋の即売フェスティバルってモノが、年間に3~4回もありますからね。
今も夜逃げをしようってタイ人達がいっぱいいる事でしょうね。
今回の教訓です。
私の周りでもいなくなったタイ人の友人達は、両手両足の指では足りなくなってしまいましたからね。
愛妻の親戚の中でも、いなくなってしまった人達がいるくらいですから、ローン地獄ってモノはタイランドには、本当に存在をするんすよね。
まぁ、でも殆どの場合は、自分自身の計画性の無さが原因なんですが・・・・・
しかし、銀行やファイナンス会社は儲かりますよね。 世界でもトップクラスの収益性を誇っていますからね。
だって、現実的には利息が結構高いですから、元金分は殆ど支払っている場合は多いですよね。 残りのいくらかが支払うことが出来ないで、取り上げられたり、逃げたりって事ですからね。
日本では余りその様なことは無いと思いますが、お金の事はしっかりと計画性を立てていないと、後でそろって夜逃げって事になりかねませんから、ご注意が必要ですよね。
って、借金王の私が言っても、余り説得性がありませんが・・・・・
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