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2012年9月24日 (月曜日)

あるタイガールの人生と物語り ④

043_3 長々と書き綴って来ましたが、本日で完結をさせていただきますね。

 お付き合いを頂きました方々には、取り留めのない話で退屈をされたと思いますが、たまにはこんな感じの話も良いかもしれませんよね。

 では、完結編を!

                

044_3 お寺にお世話になるのですが、彼女に取っては安住の地とは言えないのかもしれませんね。 なんたって、ほんの小さな子供の時に売られてしまって、三十路になろうかって時までは、世間どころか文字も学も何も無い状態ですからね。

 お寺での生活でも何かをしないといけませんよね。 でも、彼女の場合は何一つ出来ないんですね。 幾らお寺でも、難しいって事もあるみたいですね。

 少し邪険にされてきている感じです。 お寺でさえ、没落をしてきました。 彼女に人間的に接することが出来ない所や人はドンドンと没落をしていくみたいです。

 投げ出されてしまった彼女は、死を待つだけって状態になってきたのですが、そこで一人の外国人との出会いがあったそうです。 何も出来ませんが、言葉だけは少し話す事が出来ますから、互いに片言のタイ語で会話を交わしていきます。

 この人は彼女の数奇な人生を聞かされて、同情をしますが、自分が彼女を見ていく事が出来ないって事は解りますし、彼女にも自分は旅行者だから自分の国にいつかは帰らないといけないから、貴方を見守る事は出来ないんだよって話して聞かせて・・・・・でも、自分がこの国にいる間は、自分の所に置いてあげて、一人で生きていく事が出来る様にしてあげようと考えたんですね。

 彼女にとっての救世主とは、この人の事かもしれませんね。

 自分の事を偽善者だって仰っている彼は、自分の仕事の間はアパートに置いておいて、帰ってくるまでにする事を教えて、掃除・洗濯・それから食事などの家事一般を教えて行きます。

 休みの日には、色々な所に連れていって、色々んなモノに接しさせて、最終的には独り立ちいが出来る様に、優しく、そして厳しく色々と教えていくのですが、あまりにもブランクが長い彼女には中々覚える事も出来ませんし、依存的な考えた体質は中々治る事はありませんね。

 約1年間を一緒に過ごした二人ですが、本国への召喚命令が来て、二人の時間は終を告げるって事になりました。 問題も起こってきました、彼は癌に犯されていて、知らず知らずの内に末期となってしまった様子です。

 彼女に優しく接する事が出来ない人や所は没落をする・・・・・ジンクスはそのまま助けた彼にも当たってしまうのでしょうか。 (最終的には、捨ててしまうって事ですから、例外ではないのでしょうか?)

 彼は生きたまま自国の地を踏むことは出来ずに鬼籍に入ってしまいます。

・・・・・

 その後彼女の行方は分からずじまいだそうです。

 私は、彼女を助けた彼の友人からこの話を聞かせて頂きました。 これも一種の怪談なのでしょうか? それとも、我々に何かを訴えかけている様な内容の話なんでしょうかねぇ。

 不思議な事に彼と彼女が暮らしていたアパートは、未だに次の借りても出来ないで、幽霊の部屋って感じになってきているそうです。

 そして、たまにはその部屋に明かりがともって、男性と女性との影が見えて来て、二人が色々と話をしている声まで聞こえてくるそうですね。 でも、彼は早くに荼毘に臥されて、彼女は行方不明のままです。

                

045_3今回の教訓です。

 中途半端な感じに思われると思います。 でも、タイランドにはこんな悲しい人生を送る女性も子供もまだまだいる様子です。

 (こんなに経済が発展してきているのに、未だに人身売買は有りますからね。 それに、強制労働も後を絶ちませんからね。)

 そして、理不尽の様に感じますが、自分が最後まで面倒を見る事が出来ない場合は、一時の同情や優しさや好奇心で人の人生を考えてはいけませんね。 (私は理不尽だって思いますが、結果的には中途半端になってしまうんですからね)

 教訓は皆さんは色々とお考えになって下さいね。 長くて、暗い話ですが、考えさせられる事も多分にあると思いますからね。

                

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コメント

ekamai 様。
 有難うございます。

 本当にそうですね。 私もこの話を聞かされて、本当のこれが結末かって思ってしまいました。
 余り話をするのはどうかと思うのですが、子供を売るって事は、タイランドの中では北の方のタイ人が多いと思います。

 BKKの仕事の関係のタイ人と話をしましても、北の方のタイ人が一番仕事をしないって言ってますし、子供を売るのも多いみたいですね。

 でも、これが全てではないと思います。 人によるんだろうと思いますね。 私も、子供をって事だけは絶対にしてはいけない事ですし、子供を犠牲にするなら大人が犠牲になった方が良い事だと思います。

 こんな話は、少し厳しくて寂しくなりますね。

投稿: AKI さん | 2012年9月25日 (火曜日) 午後 11時14分

Aki様

どうコメントしましょうか.....

なんとも予想外の結末でしたね
因果応報だけでは収まらない話ですね

言いたいことは一杯ありますけど、1つだけにします


「自分は食べれなくても子供だけは」と言うのが親の気持ちではないでしょうか?
この子はたった一人の子供じゃないですか?
しかも3歳といえば一番可愛いときじゃないですか?
どうして売ってしまえるんでしょうか?

バスや電車で子供が乗ってくると席を譲るくらい子供を大切にする国民なのに、貧困だから売ってしまう、また、そんな子供を買って「置屋」で働かせる

タイ人は大好きですが、とっても嫌いな一面です

投稿: ekamai | 2012年9月25日 (火曜日) 午後 10時52分

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